STAGE24 心に雪が降る
丸々
ダークとクラッド、ふたりの戦い。
丸々
強い魔力の影響で少しずつその本性が引き
出され始めている
丸々
のか、お互いの鬼気迫る雰囲気に圧倒されました
。
丸々
梨紅は魔力に捕えられた梨紗を。
丸々
梨紗はダークを。
丸々
大切なひとを守るために危険をかえりみず、クラッドに挑んで
丸々
いった原田姉妹。
丸々
まっすぐな想いが宿る「眼」は、長い時間、ずっと生き生き永ら
丸々
えてきたクラッドの心をも揺さぶりました。
丸々
そして
梨紗の言葉で意識を取り戻すことができた怜さま。
丸々
放送時は元に戻ってくれたことに安心していましたが、それを
丸々
導いたのが梨紗であったということが、最終回に向けてのひとつ
丸々
のポイントだったのかもしれません。
丸々
「時の楔」を送り込むということは「時の秒針」の命を止めることでもあり…。
丸々
怜さまにとっては、かつて祖先が創り出した作品…自らの分身とも言える存在を葬らなくてはいけないこと。
丸々
そして
大助が行うにはあまりにも重いその役目を、背負うことを決めた彼の姿が悲しかったです。
丸々
このまま「時の秒針」にまかせていれば、ダークは大助
の身体を手に入れることができる。
丸々
クラッドのささやき。
丸々
第21話で警視長が「時の秒針」の力を使って、大助を消そうと企んでいたことは、翼主である怜さまは直接は聞いて
丸々
いません。それではなぜクラッドは、すべてを把握しているようなことを言えたのか。
丸々
物語を陰で動かしていた人物が、ついにその目的をあきらかに…美術品「黒翼」の前に立ちました。
丸々
フリーデルトたちの寿命を延ばそうと
がんばっていた大助に
丸々
とって、目の前で
凍ってゆくフリーデルトの姿は、
自分の無力を
丸々
思い知らされる、厳しい現
実そのものでした。
丸々
大切なひとを守るために、死ぬことを選んで
はいけない。
丸々
フリーデルトは自分の命を引き換えに
エリオットを生き返らせ、
丸々
エリオットはフリーデルト大切に思うからこそ、その命のともし火を
丸々
彼女に返そうとしました。
丸々
お互いに、相手に生き続けてほしいという想いから出た行動なの
丸々
ですが、
魔力という、時間や空間を超越した要素を持ってしても
丸々
「命」のやりとりは簡単にできることではありませんでした。
丸々
そして魔力として残った「想い」もまた永遠のものではなく…。
丸々
ラストシーンで描かれた、東野町に生きる人々。
丸々
フリーデルトの「魔法」は、大助が愛するこの世界にやさしく舞い降ります。
丸々
それを見上げるひとりひとりに、それぞれの想いと物語があって…。
丸々
原田邸で、梨紅を迎える坪内執事。目立つことはないけれど、彼はいつも姉妹をあたたかく見守っています。
丸々
白い羽根を手に、窓の外へ想いをはせる梨紗。
丸々
忙しく働く冴原警部。それもまた日常であり。
丸々
劇の練習を続ける生徒たちと教師。季節外れの空へ、同じように無邪気な顔を向けます。
丸々
空を見上げ、なにかに想いをはせる冴原は、このふしぎな「魔法」に誰のことを想っているのでしょうか。
丸々
現場にいる州崎とBちゃんは、空からの突然の「スクープ」に驚いているよう。
丸々
美咲の父、ビアンカ、綾香も、空を見上げます。大切なひとと別れた彼らの目には「魔法」がどう映るのでしょうか。
丸々
大助のことを待っていてくれる家族。
丸々
怜さまは雪を見上げ、そしてまたひとり歩き出しました。
丸々
「信じれば永遠はそこにある」
丸々
という言葉は「この世界で、それを信じて生き続けていること」の大切さを語っているのかもしれません。
丸々
宮本駿一さんの唄う「Caged bird」の楽曲に彩られ、いまを生きる命のあたたかい息遣いまで聞こえてくるようでした
。
丸々
やさしく微笑み、最期のときまでフリーデルトといっしょにいてあげようとした「時の秒針」。
丸々
フリーデルトの存在
に隠れて、彼女自身の想いが前面に出てくることはありませんでしたが、彼女が「悪意のこもった美
丸々
術品」などではないことが
伝わってきました。
丸々
そして
フリーデルトとエリオットが再会する直前、何も言わず身を引いて、ふたりきりにしてあげた…そのやさしさが印象的
丸々
でした。