STAGE23 時の秒針 

丸々

丸々「アイスアンドスノウ」の真実の姿とともにあきらかになったフリーデルトの行
丸々動、「時の秒針」の意思、雪原に乱立する墓が意味していたもの。

丸々そして浮かんできた氷狩一族の名前。
丸々「文化改革」という言葉。


丸々「アイスアンドダーク」とは美術品として生み出された存在が引き起こした
丸々悲劇。
丸々魔力を介して
人間同士で命をやりとりしたという「物語」の
丸々真実を聞いて、ダークが
嫌悪感をあらわにしたのが印象的です。
丸々なにげなく感想を言っただけのようですが、彼の誕生した経緯や宿命のこと
丸々を思うと、深い言葉として聞こえてきます。


丸々「愛、憎しみ…人の想いには魔力が宿っている。」
丸々大助を絵の中に連れてきたのは、彼への悪意があってのことではなく、
丸々「エリオットにもう一度
逢いたい」というフリーデルトの純粋な想いゆえのもの
丸々でした。

丸々「時の秒針」から魔力が移動したことで真っ黒に染まった絵はダークをも
丸々侵食して、一見まがまがしい印象を受けます。
丸々しかしそれは相手に害を
与えるためのものではなく、彼女の想いの
丸々強さが魔力という形であらわれてしまったということなのかもしれません。




丸々前回、
彼女たちの持つ魔力を利用する形で「時の秒針」の封印を解いたのは、怜さまを手伝うためと日渡警視長は
丸々言っていましたが…その言葉もやはり真実ではなかったことが、その態度から読み取れます。

丸々表と裏のあるフリーデルトという存在を、
演劇という、真実から遠いところから追い始めて、しだいに核心へと近づいて
丸々いった第19話からの「時の秒針」の物語。

丸々ある面から見るだけではわからない真実。

丸々それは「平凡な中学生のようだけど怪盗でもある」という大助自身のことから始まり、丹羽家が怪盗をしている理由、怜さま
丸々のこと、日渡警視長の裏のある言動の数々、もっと言えば梨紅の大助への隠れていた気持ちまでと、作品全体にちりば
丸々められています。

丸々そして物語はついに、大助にいちばん近い場所にいながら、実は何も語られていなかったダークの真実へと
丸々向かってゆきます。


丸々かつて氷狩一族が生み出した数々の魔力の宿った美術品を、彼ら自身の手で封印していたことが語られました。
丸々警視長はそれを彼らの「業」とあざ笑います。
丸々しかし
彼らはただ美しいものを、優れたものを作りたかっただけ…。それゆえの苦悩は怜さまにも受け継がれています。

丸々何世代にも渡り続くこの苦悩を終わらせるために、これから彼がとる行動とは…。

丸々警視長の意志とは関係なく、「氷狩怜」として「時の楔」の封印を解いた怜さまの、一族を想う独白が…そして彼が、
丸々大助へ寄せる想いが、強く心に響きます。