丸々これまでのシリーズで丹念に描かれつづけてきた、東野町のおだやかな風景。
丸々しかし40年前には、犠牲者も多数出してしまうような「災害」が起きていました。
丸々その出来事が具体的に描写されることはありません。でもそれを経験した世代である倉持長官らの言葉から、
丸々災害が人々の中に残したもの大きさが感じられます。
丸々そのことを直接は経験していない世代でも、家族や親しいひとからその言葉を聞くことはできます。
丸々州崎レポーターのように、災害や街の歴史を積極的に調べて、多くの人々に伝えようとしてくれるひともいます。
丸々町という形あるものが災害で崩れ去ってしまっても、そこに住む人々がいれば、何度でも甦ることができるはず。
丸々40年前の災害を経ても、大助たちが住む町は、あたたかい顔を見せていました。
丸々そして第13話で大助が立っていた世界にも、その答えはあります。
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