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プライベート☆はばらん その3

好きな画材のこと、若い人たちへのことば。

 20・好きな画材は?

昔はリキテックス(アクリル絵の具)、マーカー、パステルなどをよく使っていました。Dr.マーチン(カラーインク)も、ですね。インクの「にじみ」でいい効果が出るとすごい嬉しいです!

今はデジタルがメインです。手が汚れないですし(笑)。

でもいちばんやってみたいのは油絵の風景画かな。
将来、カミさんと海外に移住して描いていけたらいいね、なんて話しています。
ノートPCを持って、海外旅行しながらタブレットで風景を描く、というのも夢です!

画材とはちょっと違うかもしれませんがビデオカメラも大好きです。

 21・と、言いますと?

旅行の時などのビデオ録りが好きなんです。

なるべく後から編集しないで観られるように、撮影時の構成にも注意したりしています(笑)。
どうやらアニメに限らず「画面を創る」のが好きなようです。

 22・手放せない画材は?

「B」のえんぴつ。
忙しくなってくると、「F」などのだんだん硬いものに持ち替えていきます。削らないでもいいように(笑)。

 23・絵コンテから原画・動画まで「画」の種類も様々なものを経験しているはばらさんですが、それぞれに
   違いなどはありますか?

どの絵でも意識は同じです。画面を作っていくという意識は常にあります。

中でも「ラフ原画」が大好き。逆に「クリンナップ」(清書)は苦手です(笑)。

 24・監督・デザイナーなどの立場にいる際、アニメーションの色彩設計に参加することはありますか?

もう全部、専門の方におまかせで。色の世界は本当に奥が深いので!

 25・「9」でうかがった、学生時代の人柄は「周りを見ていない」でした。 では現在のご自身の性格は?

変わっていません!(爆笑)
とりあえず「周りを見るように」と、注意してマス。

 26・サイトに一言ありましたらお願いします。

落ち込んでいるときは見に行って、元気をもらっています!

 27・(恐縮ですっ)大人としてパパとして、全国の少年少女に一言お願いします。

若い頃はメチャクチャなこともあるし、死にたいと思うようなこともあるかもしれない。
でもとにかく生きないとダメ!

今はイヤな想いをしていたとしても、大人になったらそのことも良い思い出になるから。それにこれからめぐり合う大切な人も、何処かにいるはずです。だからがんばって生きないと。

そのことは自分の作る作品でも、特に伝えていきたいことです。

 28・最後に。アニメーションの魅力とは何でしょう?

絵が動くこと。
実写には出来ない表現が出来ること。

それから(アニメは)国や世代や性別を越えて、観る人に直接訴えかけることが出来ると思うから。 それが魅力だと思います。

20年以上この仕事を続けてこられたのは、作業を終えた後の達成感がものすごい快感
だから
だと思います。

しっかりやったものは残るし、気を抜いたものは、やはりそれなりにしかならない。
だから出来る限り、悔いの残らない仕事をしていきたいです。
どんなに大変な想いをしても、あの快感は何事にも変えがたいものがあります!(談)

 たくさんのお話を、どうもありがとうございました!
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このインタビューは監督作「蒼穹のファフナー」の製作まっさかりの中、スタジオのご近所で伺いました。
ふりかえってみれば、演出法などの仕事関係の話は、かなり本格的な内容。
もしかしたら無意識に「監督モード」に入っている状態でのことばだったのかもしれませんね。
とても勉強になりました。

のちに発表された作品では少年少女たちが傷つき倒れていくつらい展開もありましたが、
「それを見た、残された人々がどう生きてゆくのか」。そのことのほうに重点が置かれていたように思います。
ここで語られていることを思い出しながら、もう一度はばらさんの手がけた作品を見てみたら、
「シナリオ」の合間に込められた、はばらさんの「想い」が聞こえてくるかもしれません。


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