コンボック
さいころボット コンボック
(03.TV)
ABOUT

ロボットの研究が盛んな新武蔵野シティに引っ越してきた剣イチローは街の施設「ロボピット」でずっと動かないままのロボット「コンボック」と出会い、修理を開始する。

同じ頃、世界征服を企む科学者プロフェッサーKが悪意と共に、新武蔵野シティに近づいていた。

イチローはコンボックを甦らせることができるのか。
プロフェッサーKの野望を止める者はいないのか。
新武蔵野シティで小さな奇跡が始まる!

アメリカ・韓国・日本の三ヶ国による合作のフル3DCGアニメーションで、2001年、全米で「CUBIX」という名前で放送されていた作品の日本版です。<XEBEC(日本)は、脚本・演出(絵コンテ)を担当。>

「リアルなものを仮想空間に置き換えるCG」と「アニメを、立体化するCG」の中間にあるような独特の画面は、不思議な存在感を持っています。

2003年、新たな編集を経て「さいころボット コンボック」として日本に逆輸入(?)。
BGM、効果音、台詞などは日本版では新たに制作されています。シナリオにはないアドリブの数々も交えた軽妙な台詞回しも新たな魅力に加わりました。

TUKKOMI

■特徴的なのは、大多数の回でスタッフロールの「絵コンテ」の項目に複数の名前がクレジットされている点。
これは
人物のドラマのパートとアクションパートを別々の人が描いていることが多いため。また各国の意見を取り入れて別の人が描き直したりする際にも複数の名前が記載されています。
「日本のロボットアニメ特有のアクション演出を入れたい」
というオーダーのもと、はばらさんはアクションシーンを中心に、絵コンテを描いていました。
3DCGで描かれるロボット同士のアクションシーンはレイアウト、タイミングともに、
かなり気持ちよいアニメーションになっています。

クオリティの高い3DCGは、韓国のCINEPIXという会社のアニメーターさんが制作を担当しています。

■コンボックのメインデザインは別の方が担当していますが、毎回コンボックの手から必要に応じて出てくる各種アイテムは、はばらさんの描いた絵コンテを元にしてCGがモデリングされたりしているとのことです。

メインスタッフ

監督 箕ノ口 克己
シリーズ構成 平野靖士
シリーズ演出 はばらのぶよし
3D監督:HEO.Joon-Bum
制作 XEBEC

 Since 2002   サイト概要  お問い合わせ