剣狼伝説
レイナ・剣狼伝説シリーズ
(88.OVA)
ABOUT

クロノス星を旅立った後、レイナ・ストールは兄たち
とは別の次元で戦っていた。
彼女のそばにあるのは、伝説の「剣狼」のみ…。
今までロムの背中で守られてきた彼女が、人との
出会いと別れを経て、ひとりの戦士として目覚めてゆく!

88年から89年にかけて展開されたOVA3部作。
TVアニメーション「マシンロボ クロノスの大逆襲」の人気を受けて制作された、
実質的な、はばらさんの監督デビュー作です。

「1」は「時間」という抽象的なものがテーマの物語。
レイナの新たな姿はもちろん、これまでの「マシンロボ」とはひと味違う作品になっています。

「2」ではアクション中心の華やかな画面で、むしろ「マシンロボ」に近いムード。
ライバル・ザルクとの戦いを通して「兄弟」という絆のあり方を問いかけています。

「3」では「クロノス」も含めた、シリーズ全ての秘密が明らかになる物語が。

「よくまとまったシリーズ」とは正直言いきれない面もある「剣狼伝説」シリーズ。24歳になったばかりのころの羽原さんがいろいろなことに苦闘しながらも、心に残るフィルムを作ろうとしていた、そんな熱気を感じさせるシリーズです。

TUKKOMI

■この作品において羽原さんは監督、絵コンテ、作画監督、原画と、「画創り」の作業全般を手がけています。
それは監督として挑戦したいレイアウト、アニメーターとして魅せたい動きを、同時に自らコントロールできるということでもあり、結果、画面全体から「はばら色」がにじみ出る映像となっています。

そのスタイルは後のはばらさんの監督作品、演出作品で、ますます磨きがかかってくることに。


メインスタッフ

監督 キャラクターデザイン 絵コンテ 作画監督

羽原 信義

脚本 

園田 英樹

演出

加戸誉夫、村山 靖

メカニックデザイン 

山田 高裕 

製作 

葦プロダクション、ユーメックス

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