ジャンケンマン
ジャンケンマン
(91.TV)
ABOUT

地球の片隅のとある場所にある、ジャンケン村。オソダシ仮面や時々やってくる不思議なお客さんが、平和な村にちょっとした事件を起こすこともある。そんな時にはジャンケンマンがやってくる!地球のみんなのジャンケンを愛する心「ジャンケンパワー」の応援で、今日も事件を解決だ!

誰もが知っている「ジャンケン」をキーワードに、ほのぼのとした世界観がたのしめる作品。ジャンケンマン一人の力で戦うのではなく、誰かと誰かがジャンケンをすることで生まれる「ジャンケンパワー」という、誰でも参加できる力を集めてがんばるというコンセプトが良いですね。

はばらさんはキャラクターデザインを担当。
基本的に頭身の高いデザインが多い「はばらキャラ」の中できわめて珍しい、コロコロしたキャラクターがかわいいです。そしてなによりすばらしいのは「わかりやすさ」。

「グー」→グーヤン(左上)
「チョキ」→チョッキン(右上)
「パー」→パージャン(下)

と、ひじょうに明快に、かつインパクトのあるデザインのキャラクターたち。お話にあわせてなにがしかのモチーフを持って登場するゲストキャラたちも、一目で「何モノ」なのかが分かるようにデザインされていて、視聴者である児童にとても親切です。

TUKKOMI

■ヒーローにはライバルがつきもの。
ジャンケンマンのライバルは「オソダシ仮面」。
お金持ちのお坊ちゃんで、財力を駆使して何かと騒動を引き起こします。
番組前半では、いたずら心や半分逆恨み的なところからちょっと大暴れするような活動をしているのですが、次第に行動がエスカレート、「自然開発」「環境汚染」など、ダイレクトに「悪事」をおこなうこともしばしばという危険な子に(汗)。
ただ清く正しいジャンケンマンよりある種の人間臭さにあふれているためか、物語上では主役のごとく描かれる機会も少なくはありません。
お供のウルルンがいい味出してます。

■また、グーヤンたちレギュラー各人にも主役エピソードはしっかりあります。出てくるみんながとても魅力的な作品なのです。

■こぼれ話としては、CDではばらさんが「アイコちゃんのうた」という曲の作詞をしています。

■もうひとつ、こちらはマニアックな話ですが、はばらさんいわく、ジャンケンマンは当時「葦プロダクション始まって以来の超余裕スケジュール」な作品だったそうです(笑)。そう、ジャンケンマンは作画が結構安定していて、よい感じなんです。
じつは同時期の「あしたへフリーキック」よりも「はばらキャラ」の再現度は高かったりします。

オソダシ仮面

メインスタッフ

監督

遠藤 徹哉

キャラクターデザイン

はばらのぶよし

シリーズ構成

あかほりさとる

製作 テレビ東京、ビッグウェスト、葦プロダクション

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