ゴッドブレス
GOD BLESS DANCOUGAR
(87・ OVA)
ABOUT

TVシリーズ「超獣機神ダンクーガ」の続編。
ムゲが消滅して1年。平和の訪れた地球にて、獣戦機隊のドラマが展開します。

雅人は父との意見の対立に悩む。
亮は秘めた想いを胸に、スペインへ飛ぶ。
沙羅は、旧友・小百合の変貌に戸惑う…。
忍は沙羅との関係にもう一歩踏み込めないでいた…。

大きな戦いの後も、彼らには彼らの日常が流れている。
そんな中、中央管理センターが破壊集団バンディッツに
おそわれる。彼らの目的とは?とき同じくして現れた、謎の
敵。獣戦機隊に出動指令がかかるが、その戦いこそが悪夢
の始まりであった…。

総集編を兼ねたOVA「失われしものへの鎮魂歌」を経て
の、「ダンクーガ」初の完全オリジナルエピソード。
ラブあり、歌あり、カーチェスあり、 脱獄劇あり、格闘戦
あり、メカ戦あり、ついでに 年上のお姉さまの誘惑
もあり(笑)と、考えうる娯楽要素が満載の作品です。
気合いの入った作画は、スケジュールゆえにキビシイ画面になることもしばしばだった TVシリーズでのフラストレーションを、吹き飛ばして余りあるものです。

ちなみにこの作品はゲーム「スーパーロボット大戦」 で
有名になった、「にせダンクーガ」のエピソードの出典元でもあります。

キャラクターデザイン、作画監督、絵コンテと 当時のはばらさんの持てる技術の全てが投入された作品です。

TUKKOMI

■はばらさんは獣戦機隊のOVA用新設定のほか、
なにげに多いゲストキャラ、新キャラの数々をデザインしています。
老若男女、美醜とりまぜ(汗)で、さまざまなキャラがたのしめるのが魅力的。
当時のはばらさんは、一般的にはマシンロボのイメージが強かったと思うので、こういう「メカではない」キャラたちはファンの方々には新鮮に映ったのかも!?

■作画監督として工藤さん、ふたごの兄弟の
近衛さんとともにクレジットされる中でのはばらさんの作業は、ライブシーン近辺と、グザートの戦闘シーン、ラストの合体後のパート。
「絵コンテを切ったところは、自分で作監もやるという感じになってまして・・」という発言がインタビューに残っています。

■ライブシーンはカメラワークが凝っています。
ミュージックビデオとしての見せ方から次第に沙羅への想いが全面に出てくる構成に引き込まれます。
またはばらさんは
「この作品で音楽合わせのたのしさを知った」ということです。

■グザートとの市街戦は、レイアウトが「特撮もの」ふうな仕上がり。ここは、はばらさんが作画監督を担当しているシーンということもあり、メカの細かい描写まで気を配られていて、見ごたえじゅうぶんです。

メインスタッフ

監督 大庭 寿太郎

キャラクターデザイン

いんどり小屋、羽原信義 

カニックデザイン 

平井 寿、さとう ともひこ、佐野 浩敏

脚本 

園田 英樹

絵コンテ 

羽原信義、吉田浩、工藤柾輝

作画監督

羽原信義、工藤柾輝、近衛 真守

製作 

東宝株式会社、(株)スタジオジャンプ、葦プロダクション

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