STAGE19 すてきなヒロイン
丸々
臨海学校も終わり、物語は新たな展開へ。
丸々
噴水公園での
大助たちのデートが、自然な感じで良かっ
丸々
たです。
もう梨紗のことも笑いながら話せるほど、ふたりの
丸々
仲はしっかり
したものになっているんですね。
丸々
大助が突如、雪原を幻視した理由とは?
丸々
なにげなくふたりが来たかのように見えるこの場所は、
丸々
後々の物語の重要な鍵を握ることになります。
丸々
日渡警視長がいよいよ怪しい動きを見せるようになって
丸々
きました。怜さまの
怒りも、彼の気持ちを利用しながらかわ
丸々
す姿に、一枚上手な
ものを感じさせます。
丸々
真夜中、誰もいない町角で彼の命令と、自分自身の
丸々
命のあり方との間で悩んでいたみお。
丸々
赤く染まった町が妙になまめかしくて、彼女の揺れる心や、命の灯火そのものを象徴しているかのようでした。
丸々
今回はふたりのヒロイン、
原田姉妹それぞれが、これまでの物語にはない面を見せていて、成長を感じさせました。
丸々
大助と想いが通じて、梨紅はすっかり女の子らしくなってきました。
丸々
梨紗は、かつての自分の間違いを素直に、梨紅に話せるようになりました。
丸々
学校でのようすやバルコニーでの少ない言葉から、梨紅の大助への想いを感じ取ることが出来るのは、双子同士だから
丸々
というだけではなく、梨紗自身の視野が広がったことも大きいのかもしれませんね。
丸々
そしてこれまで過去の時間にいる存在として登場していたふたりの祖母・原田梨華が、そのときどんな生き方をしていた
丸々
のかが描かれました。
丸々
魔力を使わなくても、ダークの中に強い想いを残し、孫の梨紗にもその愛を伝えた彼女もまた、この物語のもうひとりの
丸々
ヒロインなのですね。
丸々
原田邸のオブジェに隠されていた、原田梨華がつづったダークへの手紙。
丸々
これまでダークの側からしか見ることのなかった梨華という女性の心がそこにはありました。
丸々
自分の想いを一方的にぶつけるのではなく、相手のことを思いやって、あえて身を引いた梨華。
丸々
ダークの黒い羽根…
梨華がたとえダークと別れたあとでも、彼の存在を思い出すことが出来る、形あるもの。
丸々
それさえも、手紙といっしょに隠していたところに、彼女の決意の強さが感じられました。