丸々「ようこそ 少しふしぎな この町へ」
丸々アニメ版「D・N・ANGEL」の番組宣伝の中に、こんな言葉があります。
丸々この第1話もそうですが、この作品では、大助たちの住む「東野町」の風景が、じっくりと描かれていています。
丸々告白へ向かう中、大助が走っていた旧市街はヨーロッパの下町という感じ。
丸々あたたかくもあり、オシャレでもあり、素敵です。
丸々高台から見える海の近くに住んでいるのでしょうか、海鳥の声が聞こえてきます。
丸々ちょっと入り組んで、壁で囲まれた場所も、閉鎖的という印象はなく、近所のこどもの「あ、大ちゃんだぁ」
丸々と、よびかける声があたたかく響きます。
丸々こだわって創られた音響とあいまって、町の空気まで伝わってくるようです。
丸々そんな旧市街を抜け、ケーブルカーが新市街に昇るまでのシーンも必見です。
丸々レールの側面にある金属質の壁に、走っているケーブルカーの姿が映るなど「そこにある」感が良いですね。
丸々駅に到着したときに、ふわっと新市街の風景が広がってゆく描写はとても気持ちよいです。
丸々CGを使っているのだけど、特別そこだけが浮いてしまうこともありません。他のシーンでの、絵の具で描かれた背景と
丸々同じ質感をCGが持っているため、風景がとても印象に残るようになっています。
丸々新市街は旧市街とは雰囲気も変わり、上品な都会らしさがあります。
丸々かといってビルの立ち並ぶような大都会ではなく、あくまで東野「町」という感覚。
丸々駅の周りや道路脇など、ところどころに置かれた彫刻が文化的な香り。
丸々そしてそれらは同時に、この町に潜む、なにか特別なものを予感させます。
丸々「ようこそ 少しふしぎな この町へ」
丸々その言葉の通り、実は東野町の風景には、物語の重要な鍵がいくつも隠されています。
丸々誰かの思い出の場所であったり、ときには事件に関係していたり…。
丸々さまざまな「背景」を持った舞台として、この町自体が物語を彩ってゆきます。
丸々第25話で語られる、この町の歴史は、作品の世界観そのものに大きく関わってきます。
丸々そんな「風景」のことを気にとめておくと「D・N・ANGEL」を、さらにおもしろく観ることができるかもしれません♪